指導方針について

「学力」を正しく積み上げる

上の図は、当塾が生徒指導において大切にしている概念です。
図のように下から丁寧に積み上げることで、初めて「学力」を高めることができます。

①心の状態・心の安全性

理不尽な扱いや、怖いおもいをしないこと。
安心できる居場所があること。
理解してくれる人、味方になってくれる人がいること。
勉強ができる自分も、できない自分も、同等に価値があると思えること。
食事や睡眠などの健康的な生活が大切にできること。
など、安心して学びに向かえる状態をつくることです。

②実行機能・非認知能力

・行動や感情のコントロール
・メタ認知(自分の認知活動を客観的に分析する力)
・自制心
・粘り強さ
・自立性
などの、学習活動の土台になるような様々な能力です。

③学習・認知能力

正しい学び方や、適切な学習量
そして、それに伴う学力やテストでの得点力です。

特に①〜②が不安定な状態で、やみくもに「学習の量と質を高めよう!」と指導をしても苦しいばかりで学力は上がりません。
当塾では、時間をかけた生徒面談などを通じて、「正しく学力を積み上げる」指導を大切にします。

すべての生徒が自立的に学ぶための指導

「自立的に学ぶ」といっても、「生徒を放ったらかしにする」ということではありません。
宿題をやるだけの勉強や、先生から怒られないための勉強、入試が終わったらやめてしまうような勉強、…にしないということです。

①自己決定の原則

学習内容や宿題について、「これをやりなさい」と指示されることはありません。
今必要な学びについて、自分で考えて選択できるようコミュニケーションをとっていきます。

どんな生徒でも、自己決定の習慣がつけば、必ず適切な選択ができるようになります。

②「危機感」や「勝ち負け」で煽らない

学びの目的は、競争に勝つことではありません。
生徒たちを、勝ち続けなければ生きていけない世界観には巻き込みません。

③興味から始まる学びを大切にする

日々の食事を楽しむように、日々の学びを楽しんでほしい。
「あれをやらなきゃ、これをやらなきゃ」とタスクに追われるばかりに学びは、自分の栄養にならず、ただ通り過ぎていってしまいます。

④主体的な人生選択のための進路指導

「良い学校に行けば、良い就職ができて、良い生活ができる」という時代ではありません。
すべての進路選択を、主体的な人生選択として支援します。

⑤自立した人間として尊重する

子どもたちは、人格を持ったひとりひとりの人間として、尊厳や権利が守られる必要があります。
理不尽なルールや不当な扱いから守り、人として尊重します。

安心して「わからない」と言える環境づくり

塾は「わからない」を言うための場

子どもたちは、自分の心の安全のもとでこそ、学びに集中することができます。
・追い詰めない
・強制しない
・比較しない
ということを大切にします。

また、どんなに簡単なことでも、「わからない」と言って叱られることはありません。
同じことを何度質問しても大丈夫です。わかるまで一緒に繰り返しましょう。

心身の健康がすべての基本

勉強のために睡眠を削る受験生、通塾のために一人でコンビニご飯を食べる生徒をたくさん見てきました。
その方法では、短期的に力を伸ばすことはできても、伸び続けることはできません。
寺子屋もくもくでは、心身の健康を最優先にして学習指導を行います。

通い続けやすいこと

保護者の方のストレスを増やさない

保護者の方々がストレスなく、安心して塾に預けてくださることが大切です。
・塾を欠席したあとの振替等の対応
・宿題をやった、やっていない等の確認
・購入したのに使わないテキストの山 …
など、通塾に伴う保護者の方のストレスをできるだけ減らすことを目指しています。

生徒や保護者との対話的な関わり

VUCA(Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性))の時代。

「こうすれば絶対にうまくいく」という子育て・教育方法論はありません。

必要なことは、
・子どもの「私はこうしたい、こうなりたい」という気持ち
・保護者の「このように育ってほしい」という気持ち
・先生の知識や専門性
といったことを一緒に机の上に広げ、共通のゴールに向けて対話をしていくことです。

まずは、しっかりとお話を聞かせてください。