ごあいさつ

ホームページをご覧いただきありがとうございます。教室長の平岡です。

寺子屋もくもくは、大和市の市営施設「ベテルギウス」の小さな一部屋を借りて、2024年4月に開校した学習塾です。

寺子屋もくもくに、一律の宿題はありません。
決まったカリキュラムやこまかいルールもなく、開校以来一度も生徒を叱ったことがありません。
ややこしい料金設定や、高額な〇〇講座もありません。

生徒と保護者の皆さまが安心して通えること、正しく学力が伸びることだけを追求している塾です。

私が出会った生徒たち

アルバイトを含めるとおよそ15年間、4社の教育企業で働き、小学生・中学生・高校生の学習指導および受験指導を行ってきました。

たくさんの生徒、たくさんの保護者の方々とお会いしました。

塾で徹底的にコントロールされ、大量の課題を必死にこなし、学ぶ力をつけられなかった生徒。
叱られたくない一心で勉強を頑張ったものの、まったく伸びなかった生徒。
「やる気を出せ」「ここままじゃ落ちる」等の言葉を日々投げかけられ、気力を失っていった生徒。
母子家庭で生活の苦しい中で塾に入り、好きな習い事もできなくなった生徒。
勉強が苦手で、学校の授業がまったくわからず、学びをあきらめてしまった生徒。

当時の私は、彼らに、何もできませんでした。
こんな教育を続けてはいけない。そう思って、寺子屋もくもくをつくりました。

思春期は『サナギの時代』

心理学者の河合隼雄は、思春期を『サナギの時代』と呼びました。

強制的に机にしばりつけ、叱ったりおだてたりして子どもコントロールし、能力を高めて社会に出荷していくような行いは、子どもたちからサナギの期間を奪い、傷つけています。

子どもたちが社会に力強く羽ばたいていけるために、本当に必要な教育をしたい。
寺子屋もくもくは、そんな教室です。

学びの場であることにこだわる

子どもたちの居場所を作っているんですね、と言っていただくことがあります。
それには、「居場所づくりではありません。学びの場です。」と、はっきりと答えるようにしています。
生徒たちの学力を伸ばすことに、強く軸足をおいています。

心理的な安全が確保され、学べる環境があり、大人がいつでも助けてくれる場。
過度な競争や、過度なプレッシャーに晒されない場。

そんな場でこそ、子どもたちの学力は確実に伸びていきます。
寺子屋もくもくで、それを感じていただければ幸いです。

寺子屋もくもく代表 平岡(げんさん)

略歴・プロフィール

神奈川県川崎市生まれ。
幼少期に重度のアトピー・ぜんそくを発症し、長野県青木村に移住。
小学校に1日も通わず、わずかな家庭学習をしながらのびのびと育つ。

中学受験で一念発起して上京。
都内の私立中高一貫校に通ったのち、武蔵野美術大学で建築デザインを学ぶ。

大学卒業後、学習塾企業へ。
集団授業の塾(講師)、個別指導の塾(教室長)でのべ12年勤める。
2024年4月、寺子屋もくもくを開業。

国家資格キャリアカウンセラーとして、キャリア教育事業、子育てとキャリア選択の両立支援にも関わる。

コトバンクより抜粋

もく-もく(副詞)
①煙・雲などが、重なり合うように盛んにわきおこるさまを表す語。
④柔らかく、暖かい感じ、快く、暖かく包みこまれるような感じを表す語。