【中学生向け】高校選びのポイント②

今回の②は〈中1~中3のスケジュール〉〈説明会に行くときのポイント〉〈私立高校〉について書いていきます。
さらに③では〈学校のレベルの考え方〉について書く予定です。

高校選びのスケジュール

中1

高校の種類を知る

高校は主に
〈国立高校〉
〈公立高校(県立/市立)〉
〈私立高校〉 の3種類に分かれます。

公立高校の過半数は〈普通科〉ですが、他にも〈単位制普通科〉〈総合学科〉〈専門学科(農業・工業・国際・デザインなど)〉の学校もあります。

入試の仕組みを大まかに知る

「第一志望の公立高校1つ、併願の私立高校1つ」という受験をする人がいちばん多いです。

この場合、公立高校は中学校の成績と入試の得点、私立高校は中学校の成績で合否が決まる場合がほとんどです。

近くにある高校の名前を知る

大和市内にある公立高校・私立高校は?
相鉄線や小田急江ノ島線沿いにある高校は?
など、学校名だけでも調べてみましょう。

中1の間に、このような知識を入れておくと良いでしょう。
インターネットで調べる、家族に聞いてみる、先生に聞く、などの方法があります。

中2

高校に行ってみる

9月から、高校の文化祭シーズンが始まります。ぜひ何校か足を運んでみましょう。
6月~8月などに文化祭をやる高校などもありますので、なるべく早めに調べ始めると吉です。

日程を調べるには、カナガクのようなサイトが参考になります。

入試の仕組みをこまかく知る

入試の合計得点はどのように計算されるのか?
特色検査って何?
県立高校と市立高校では仕組みがどう違う?
公立高校に落ちるとどうなる?
2次選考枠って何?
などなど、こまかい仕組みは中2のうちになるべく把握しておきましょう。

かなり難しいので、学校か塾の先生に聞くのがいいでしょう。

中3

説明会に行く

中3で行くべきは、文化祭ではなく、説明会です。できれば保護者と一緒に行けると良いでしょう。

説明会は、夏休みから増え、9月以降も頻繁に行われています。
多くの学校では事前に申し込みが必要で、席が埋まってしまうこともあるので注意が必要です。

説明会には、必ずノートを持参します。目的は以下です。

高校選び用のノートを1冊作る(超おすすめ)

受験校(特に公立高校)は、自分で考えて、最後には1校に絞り込む必要があります。

後悔のない選択にするためには、中3の1年間で「考えたこと」「感じたこと」「調べたこと」「見たもの」「聞いたこと」などを、忘れないようにまとめていく作業が必要です。

高校選びのために、ノートを1冊持ちましょう。
・高校について調べたことをまとめる
・進路面談があったら、話した内容をメモする
・説明会に必ず持っていき、聴いたこと、思ったことを全てメモする
のように使います。

私立高校について

私立高校は、学校ごとに入試の仕組みや基準を持っているので、ここには代表的な例を記します。

私立高校の使いかた

高校受験の受験校は、主に下のようになります。
① 公立 + 私立併願
② 公立 + 私立併願 + 私立オープン
③ 私立推薦

私立高校の合格基準

私立高校の合否は、主に下の要素で決まります。
①併願受験 … 学校成績
②オープン受験 … テスト得点
③推薦受験 … 学校成績(+テスト得点)

私立高校の選びかた

私立高校選びは、公立高校選びよりも難しいです。

・どんな学校がいいか
・どんな進路が取れる学校か(大学附属など)
・併願の枠があるかないか
・合格基準はいくつか
などについて、同時に考える必要があります。

結論として、私立選びは「どんどん先生に相談」が良いです。塾を活用してください。

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