勉強に対して、「やる気が出るためにはどうしたらいいのか?」は、多くの学生の悩みです。
このシリーズでは、およそ5つの記事で「やる気」を解明していきます。
今回は「始めやすさ」に注目していきます。
まず、始めること
勉強は、「やりはじめる」という一歩がいちばん大変なものです。
とにかく「始める」に意識を向けましょう。
やる気が出る ⇒ 始める
という気持ちでいると、やる気が出るまでずっと待ってしまいます。
始める ⇒ やる気が出てくる
という順番です。気持ちはあとからついてきます。
勉強を始める時間は決めない
ほとんどの人にとって、「〇時に△△する」というルールで行動するのは難しいものです。
決めた時間になったとき、ゲームの区切りが悪かったり、ちょうどLINEの返信をしていたり。
そうすると、ついつい先延ばしてしまう…
行動ルールは、「〇〇したら、すぐに△△する」という設定をしましょう。
「動画を2本見たら勉強する」「晩ごはんを食べ終わったら勉強する」みたいな感じです。
息を止める
「〇〇したら、△△する」を決めたら、その瞬間だけ、強い意志を発動しましょう。
「〇〇」が終わったら息を止め、勉強机にまっしぐら。
始めやすいこと
「まず始める」ためには、当然「始めやすさ」を整えることが大切です。
とりあえず1ページだけやろうかな
やることが多ければ多いほど、やる気は下がるものです。
「とりあえず1ページだけ解いて、やる気が出なければすぐ休憩しよう」
くらいの気持ちで始めるようにしてみましょう。
帰ったら机を整える習慣
勉強には、事前準備がありますよね。
机を片付け、教材や筆記用具をカバンから取り出し、何から始めるか決めて…というような作業によって、「面倒な気持ち」が膨らんでしまいます。
学校などから家に帰ったら、「準備だけ、すぐに済ませる」を習慣にしてみましょう。
すぐに勉強を始めなくていいんです。
(準備したけど勉強しなかった、という日があってもいいんです)
勉強を「途中」で終わらせる
上に書いたことを簡単にする方法として、勉強を途中で終わらせる、という方法があります。
ちょうど区切りの良いところまでやらない。
ワークを2ページ解いた日は、2ページ目の最後の問題だけ、翌日に延期する。
そして、そのページを机の上に開いたままにしておく。
つい〇〇してしまう
勉強を始めようと思っても、つい〇〇してしまう、ということもあるでしょう。
人間ですから当然です。
対処方法は、状況によって様々です。
塾で相談してもてください。
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